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埼玉県加須市にて行った外壁塗装工事での付帯部塗装作業についてお話したいと思います。

戸建て住宅には、屋根や外壁のようにメインとなる素材の他に付帯部といった細かな部材が多く存在します。

それは家の構造・設計によって様々で、塗装できるものもあれば塗装できないものもあります。

弊社で外壁塗装を行う際は、基本的には塗れるものは全て一回で一緒に塗ってしまうことが多いですが、中には壁だけを塗ったり、逆に付帯部だけを塗る時もあります。

そんな付帯部ですが、一つ一つ素材や形状が違うので、それに合った塗料や塗り方をしなければなりません。

こちらは竪樋と言って、雨樋の縦方向に流れている樋のことです。

雨樋は雨樋で一括りにして塗ることが多いので、軒樋の黒と合わせて塗装してあげました。

こちらは雨戸です。戸袋も一緒に塗装します。

雨戸のフチはサッシと同じ素材で、内側の波状部分だけが塗装可能なので、フチはマスキングで養生し中だけ黒で仕上げました。

これは出窓や庇の上部にある板金です。

霧除けと呼ぶこともありますが、庇と言った方が分かり良いでしょう。

換気扇フードも塗れる時は塗ってあげます。

換気扇フードはアルミ素材のものも多いので、アルミの場合は基本塗装しません。

そして、ベランダの笠木です。

手すり部分はアルミでしたので、手すりが付いてる土台部分の笠木だけ塗りました。

笠木が綺麗になると、手すりは塗ってくれないの？と、良く聞かれますが、塗れる物は塗ります。

塗れない物は塗れませんので、気になる方はご相談ください。

最後に土台水切りです。

建物に付随してるもので最も下部にあるので、基本的には一番最後に塗装します。

基礎の外壁の間に入ってる板金のことで、これも銅だったりアルミの場合があるので、その際は塗装はしません。

今回のお宅は、ほとんどが塗装可能な素材で構成されていたので、外観が綺麗に生まれ変わりました。

外壁塗装を行う際は、せっかくなので付帯部も一緒に塗ってあげましょう。