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群馬県藤岡市の外壁塗装工事現場にて、塗り替えと同時にベランダの防水作業も行いました。

建物内部に雨水が侵入していた訳ではないですが、ベランダ下の軒天井に嫌な黒染みがあり、築年数も年数なので塗装と一緒にベランダ防水も行う事となりました。

今回行ったのは、既存がFRP防水でしたので、同じくFRP防水を1プライで施工いたしました。

新築時の多くが2プライと言って、防水層が2層からなる施工をされているはずですので、リフォーム時には新たな防水層1層を設ける1プライ工法で行う事がほとんどです。

まずは、室外機を架台で浮かし、立ち上がり天端をマスキングテープで養生します。

その後、既設との密着力を上げる為に専用下塗り材を塗布します。

そこへ、FRP防水の主役となるガラス繊維のマットを隙間なく敷き詰めます。

更にガラス繊維マットの上からプライマーを塗り、トップコートの下地を作ります。

元々が緑色のベランダでしたので、中塗りから色を付けていきます。

目に優しい色ですね。

そして上塗りです。

工程で言うと、養生・下塗り・マット敷き・下塗り・中塗り・上塗りの6工程となります。

一般的な住宅のベランダあれば、1日で工事を終えることができるので、工期が短いのはメリットですね。

FRP防水の改修工事の場合、基本的にドレンは何もすることがほとんどないのですが、今回はドレン廻りからの雨染みが怪しかったので、改修用ドレンを取り付けました。

綺麗になり防水性も増して雨漏りも無くなり、無事に終わって良かったです。

ベランダやバルコニーは雨漏りが非常に多いところですから、悪くなる前に改修工事をするよう心掛けてください。