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本日は、埼玉県児玉郡神川町にある戸建て住宅の塗り替え工事を行わせていただいた塗装工事の中から「軒天井の塗装」をご紹介させて頂きたいと思います。

まず、軒天井とは建物のどこの部分かと言いますと、外壁よりも外側に位置する屋根の裏側の天井のことを総称して、軒天井・あげ裏などと呼びます。

材質は、ケイカル板などの不燃材系やプリント合板などの木材系、板金などの金属製などがあります。

近年の住宅の多くはケイカル板などの不燃材系が使用されているように感じます。

今回の軒天井塗装の実際の風景をご紹介させて頂きたいと思います。

こちらの写真は、軒天井に取り付けられた通気口を塗装している場面になります。

軒天井を構成する盤面は、ケイカル板と呼ばれる素材なのですが、通気口は金属製となります。

塗装する素材に応じて適した塗料を使用することが長持ちする塗装の絶対的な条件となりますので塗料を分けて塗装していきます。

金属部には、二液性溶剤塗料を用いて塗装を行いました。

続いて軒天井の盤面の塗装になります。

今回使用した塗料は、日本ペイントの水性ケンエースという塗料になります。

こちらの塗料は、臭気が極めてマイルドで、密集した住宅街や室内などでも安心して使用することができます。

付着力・透湿性が優れているため湿気の溜まりやすい天井裏に隣接している軒天井の塗装に適しています。

軒天井の塗装は、ローラーを使用して均一に塗料を塗り広げていきます。

ベランダの中や玄関の中など足場を建てることができない部分は、接手と呼ばれる高い場所を塗装できる道具を使用して塗装します。

こちらが軒天井塗装が仕上がった状態になります。艶消しで建物全体を明るい雰囲気にする軒天井へと仕上がりました。

次は、いよいよ外壁の塗装を行っていきます。