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群馬県高崎市の外壁塗装工事現場にて、塗装前にコーキングの打ち替え作業を行ったのでご紹介します。

まずは、既存のコーキング材をカッターで撤去していきます。

この時、外壁内面にコーキングのカスが残りがちなので、密着不良を起こさない為にも綺麗に除去する必要があります。

1本1本伸ばしていったら物凄い長さになりますが、撤去したのを全部まとめると土のう袋2袋にも相当します。

外壁材がサイディングボードの場合、コーキングを打つ箇所には全てマスキングテープを貼ります。

外壁を汚さない前提はもちろんとして、コーキングを打った後の見栄えが大事なので、マスキングテープを真っ直ぐ貼っておき、それ通りに打ってマスキングテープを剥がせば真っ直ぐ綺麗なラインが出せますので、目地にもサッシ廻りにも貼る必要があります。

コーキング作業には必須な、プライマー塗りです。

コーキングを打設するヶ所にプライマーを塗っておくことにより、密着力が断然に増すので、コーキング打設前には必ずプライマーを塗布します。

そこへコーキング材の充填です。

今回使用したのは、超高耐久シーリング材のオートンイクシードです。

今では、多くの住宅に用いられるオートンイクシードですが、耐久性が良いが故にそれなりの値段はします。

安いコーキング材と比べたら3倍～4倍相当の金額になります。

ただ、外壁にとってコーキングは非常に重要なものですから、長い目で見たら耐久性の長いものを使用した方が良いと思います。

充填したら硬化しないうちにヘラで綺麗に均していきます。

これで仕上がりとなりますので、空気が入ったり表面が凸凹してる事のないように注意します。

そして、マスキングテープを剥がせば完了となります。

今回、外壁の繋ぎ目にあたる縦目地は打ち替えて、開口部や入隅などは既存の上から増し打ちで行いました。

オートンイクシードを使用したので、普通に過ごしていれば20年～30年程持ってくれます。

その分メンテナンスの周期を遅らせることができるので、費用削減にもなりますしコスパの良いコーキング材でもあります。

コーキングのある外壁材の塗装工事を行う際は、オートンイクシードでの打ち替え作業をご検討してみてください。