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こちら、外壁塗装工事を行った群馬県高崎市の物件です。

今回は、軒天井の塗装工程についてご紹介しようと思います。

既存の軒天井には、ケイカル板が施工されていました。

ケイカル板とはケイ酸カルシウム板の略で、耐火性に優れた湿気などにも強い素材となっております。

弊社ではケイカル板の軒天井には、日本ペイントの水性ケンエースを良く使用しています。

張り替えたり上張りをした時などの新しいケイカル板に対しては、ケンエースG-Ⅱと言った溶剤の方を使うようにしています。

水性ケンエースは上塗り２回で仕上げるのが標準的で、こちらが１回目の塗布完了後です。

塗ったばかりは光って見えますが、艶消し塗料ですので乾くと同時に艶も引けてマットな仕上がりとなります。

２回目の塗装です。

メーカーに指定された希釈率を守り均一に塗り重ねる事で、塗料が持つ本来の性能を発揮することができます。

2回目の塗布が完了です。

水性ケンエースは、水性塗料では最高レベルのヤニ止め効果があり軽微なヤニであれば止めることができますし、付着性に優れ透湿性も有しています。

こちらが乾いて艶が引けた状態です。

塗ったばかりとは全然違って、光沢がありません。

軒天井は下から除いた時に良く目に入る所ですので、外壁塗装の際は一緒に塗ってあげると良いでしょう。

記事投稿者：大江　2023.6/20