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群馬県藤岡市で外壁塗装工事を行いました。

今回は、少し変わった外壁のクリヤー塗装についてご紹介いたします。

外壁塗装と言うと皆さん色を付けるイメージがあると思いますが、既存の意匠性を残したクリヤー塗装という工法も存在します。

その名の通り、透明な塗料を用いて元の壁の柄や色合いを残したまま塗膜を付けて保護できるのですが、最近のサイディングボードの多くが難付着です。

初めから表面に何らかの処理が施されており、他の外壁材に比べ塗料が密着しにくく生産されています。

その難付着サイディングボードに対し使用できるクリヤーの塗料が限られており、今回はキクスイSPパワーフッ素クリヤーを選定しました。

２液型の弱溶剤ふっ素樹脂クリヤーで２回塗りで仕上げます。

これも通常の外壁塗装と異なる点ですね。

艶有りと艶を抑えた３分艶から選べて、今回は一般的な艶有りで塗り替えました。

艶で判断できますが、透明なので塗り残しだけ気を付ける必要があります。

壁全面２回塗り終わったら、初めに行った養生を剥がします。

これで施主様もやっと終わりが見えてくるって感じですね。

壁を塗っている際に浮きが感じられて箇所があったので、下穴を開けてビスで固定しておきました。

記事投稿者：大江　2023.7/25