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埼玉県児玉郡にて事務所及び倉庫の養生・シーリング作業が始まりました。

こちらは広範囲となるので、屋根・外壁（東西南北）と工区を分けながらの作業となります。

土間を養生している風景です。2枚目の奥に見える室外機には室外機カバーという専用の養生道具を使用しています。

排気の部分がメッシュシートで出来ているので、日常通りに使用できます。また、かぶせるだけなので養生のスピードアップにも繋がります。

こちら玄関口の養生の様子です。足場もただ組むだけではなく、お客様の安全を考慮しなければなりません。

玄関口に組まれている柱を「建地」と呼ぶのですが、出入りが多い箇所なのでぶつかっても大丈夫なようにクッション材を巻き付けています。

また、土間・タイルを傷つけないように「ジャッキベース」というオレンジ色の板を敷いてあります。

こちらはサッシ廻りのシーリング養生の様子です。

サイディングでしたら外壁面にもマスキング貼ってラインを出すのですが、今回はALC外壁という部材なのでサッシ廻りのみの養生となります。

シーリングのプライマー塗布、打設及び均し作業の様子です。

普段でしたらハケでプライマーを塗布していくのですが、なにぶんｍ数があるものですから1インチのローラーでどんどん転がしていきました。

一人がシールを打っていき、それに追従して一人がならしていく作業をひたすら繰り返していきます。冬場でしたら硬化に時間がかかるので余裕があるのですが、夏場は大変です。気温・湿度・直射日光により硬化スピードが上がっているので、打ち過ぎてしまうと均しが間に合わずに硬まってしまいます。

職人さんは季節・気温・湿度により材料の希釈具合を調整したり、作業のスピードを調整しているのです。

マスキングを貼らずとも、このような仕上がりとなりました。逆にテープを貼ってしまうと、テープとの境目が目立ってしまうので塗装をしても目立ってしまいます。

雨仕舞もしっかり行い止水処置もばっちりです。

こちらは腐食により穴が空いてしまった屋根の補修作業となります。次回は屋根塗装となるので、先に補修を済ませておきました。

塗装前に水を流し、勾配の確認がとれたら完了となります。

実際にはシーリングが乾いた面から塗装が始まっていますが、まずはシーリングの現場レポートとなります。