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本日は、群馬県沼田市で住宅塗装工事を行わせて頂きましたお宅で、ベランダ内の床面の防水層を保護するトップコートと呼ばれる塗装の塗り替えを行わせて頂きましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

 

一般的な住宅のベランダやバルコニーの床面には防水層を作り、躯体に雨水が侵入させない防水工事が施されています。

一般住宅の防水工事の種類は、FRP防水・シート防水・ウレタン防水等になります。

中でも、近年の住宅は、施工性や耐久性、施工価格などの理由からFRP防水工事が施されている住宅が多い印象です。

今回、塗装工事を行わせて頂きましたお宅もFRP防水工事が施されたお宅でした。

FRP防水層は紫外線による劣化を受けやすく、そのFRP防水層を保護するために表面にトップコートと呼ばれる保護膜を塗装工事にて施工する必要があります。

トップコートの塗り替えの目安は、日当たりや立地環境などの影響も受けますが８～１２年程度と言われています。屋根や外壁などの塗装周期と近いので屋根や外壁を塗装するために設置した仮設足場を利用し、仮設足場費用を抑え同時に、防水塗装工事を行うことを弊社はオススメしております。

 

実際の工事の風景をご紹介したいと思います。

事前に高圧洗浄＋清掃作業を行っておいた塗装面を、「アセトン」と呼ばれる揮発性が高く引火性の高い強溶剤を使用して、拭き取り作業を行って、密着不良の原因となる塗装面の油膜を取り除いていきます。

 

続いて、FRP防水専用プライマーと呼ばれる下塗り材を全体に塗布していきます。トップコート剤と塗装面をしっかりと密着させるための接着剤の役割をします。

 

プライマーがしっかりと乾燥したことを確認し、トップコート材を塗布していきます。

今回のカラーは、フックスグレーという防水塗装定番のグレーカラーとなります。その他にもフレッシュグリーンやサンドベージュなど今までとは違ったカラーでイメージを変えることもできます。

 

こちらの写真は、ベランダ内に設置されたエアコン室外機を専用架台に仮置きし、エアコン室外機の下までしっかりと塗装している場面となります。

ベランダ室外機の下は、見えない・塗りずらい・専用架台を使用して水平に持ち上げないとエアコン室外機内部のモーターが故障しやすい等の理由から、省いてしまう業者もいるようですが、弊社では必ず塗装させて頂きます。

 

こちらが、仕上がった防水面となります。光沢のある艶やかな仕上がりとなりました。

 

株式会社浦部住総では、群馬県内・北埼玉エリアを中心に屋根塗装工事・外壁塗装工事・防水塗装工事・シーリング工事など住まいのメンテナンス工事をご提案・施工させて頂いております。お気軽にご相談下さい。