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本日は、埼玉県深谷市にある住宅でベランダの床に施工されたFRP防水のトップコート塗り替えを行わせて頂きましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

今回のお宅は、外壁塗装工事外壁シーリング打ち替え工事と併せて、ベランダFRP防水のトップコートを塗り替えさせて頂きました。

FRP防水層は、紫外線に弱くむき出しでは紫外線劣化してしまうため、表面に保護と美粧性を目的としたトップコートという塗装が施されています。このトップコートも劣化していくため、5年程度でメンテナンスを行うことが良いとされています。

外壁塗装工事と併せて防水層の保護塗装（トップコート）を行わせていただくことで、外壁塗装用の仮設足場を使用しての作業が行える為、ベランダ防水工事単体での施工よりも費用を抑え工事が可能となります。

今回は、お施主様のご希望で既存のグレー色から、サンドベージュというカラーに色も変える仕様で施工させて頂きました。床面の色が変わると外壁や屋根同様に随分とイメージが変わるかと思います。

 

実際の施工風景をご紹介したいと思います。

まず、塗装面を洗浄・ケレン・清掃してほこりやゴミを取り除きます。

その後、「アセトン」と呼ばれる揮発性・引火性の高い強溶剤を使用して、油脂を溶解して脱脂していきます。

塗装面に油脂があると密着不良や塗料をはじいてしまう可能性があるためです。

 

続いて、FRP防水専用のプライマーを塗布していきます。

このプライマーは、下地とトップコートを密着させる接着剤の役割を持ちます。

 

続いてトップコート材を塗布していきます。

 

ベランダに良く設置されている、エアコンの室外機も専用の架台を使って持ち上げてしっかりと室外機の下まで塗装します。

 

こちらが塗り終えたベランダ床です。

このあと数時間しっかりと乾燥させてから、排水溝の蓋やエアコンを元に位置に戻し、トップコート塗り替え工事の完了となります。

光沢のある仕上がりで、色あせたグレーからサンドベージュに塗り変えることで明るい印象になりました。