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群馬県藤岡市の外壁塗装工事現場にて、雨戸と戸袋の塗装を行ったのでご紹介します。

雨戸・戸袋は内側の鉄部分のみを塗装しますので、先にフチのアルミ部分は養生し、鉄部をマジックロンなどで目粗しします。

これをケレン作業と言います。

鉄類は、表面がツルツルしてるためそのままでは密着性が悪いです。

そこで、わざと表面に無数の細かな傷を付ける事により、塗料の食い付きが良くなるのです。

更に、ケレンを行う事により、高圧洗浄だけでは落とし切れなった汚れや錆びも同時に落とすことができます。

ケレン作業は鉄部を塗るうえでは欠かせない工程となっております。

今回、立地条件的に吹き付けが可能でしたので、雨戸・戸袋のみ吹き付けにて行いました。

雨戸・戸袋に関しては、手塗りももちろん綺麗ですが、正直手塗りよりも吹き付けの方が綺麗に仕上がります。

色は濃い茶色のS23-255、いわゆるチョコで塗装しました。

しっかりケレンを行い塗装することで、鏡面仕上げのように反射してめちゃくちゃ綺麗になります。

塗料は、弱溶剤２液形のファインウレタンU100を使いました。

常日頃から雨戸を閉める人は少ないですから、その分劣化も遅いので、上質なウレタン塗料を２回重ね塗りしておけば、しばらくは綺麗な状態で保てると思います。

こちらがファインウレタンU100を２回塗り終わった雨戸と戸袋です。

外壁の塗装も終わってるので、もう終わりが見えましたね。

せっかく建物全体を綺麗に塗り替えるのであれば、普段使っていないとしても雨戸も一緒に塗ってあげると良いでしょう。