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群馬県伊勢崎市の外壁塗装工事現場にて、コーキング作業を行ったのでご紹介します。

今回のお宅の外壁は、窯業系サイディングボードとモルタルを組み合わせ、更にモルタル壁面の仕上げ方も２種類で構築された外装でした。

サイディングボードの目地は全て打ち替え、その他のサッシ廻りや入隅はサイディング・モルタル問わず増し打ちで行いました。

 

サイディング側の目地は打ち替えるため既存のコーキング材をカットします。

一般的にカッターで切り取る事が多いですが・・・

 

このようにインパクトドライバーにスピンカッターという部材を付けて取り除く事もできます。

スピンカッターで行う場合、勢い余って外壁を傷付ける恐れがあるので注意が必要です。

 

既存のコーキング材を完璧に取り除けたら、外壁を汚さないためにマスキングテープを貼り、コーキングと外壁の接着する面にプライマーを塗布します。

このプライマーは、使うコーキング材によってそれぞれ専用の物があるので、何でもいい訳ではありません。

 

そこに新しいコーキング材を隙間なく、空気の入らないように充填していきます。

 

サッシ廻りなどに関しては増し打ちで行いますから、サッシ側にだけマスキングテープを貼り、後のやる事は一緒です。

 

コーキング材充填後ヘラで綺麗に均し、テープを剥がせば完了となります。

 

今回使用したのは、長期耐久型ハイクォリティーシーリング材のオートンイクシードです。

オート化学工業から出ているコーキング界の王様で、最も長持ちするコーキング材です。

弊社では、使う塗料の耐用年数に合わせてコーキング材も変えていますが、無機塗料を使う事が多いので、自ずとオートンイクシードを使う機会も多いです。

値段は高いですが、今では標準でオートンイクシードを使う所もあるぐらい使用頻度が多くなっています。

非常に長持ちに長けたコーキング材なので、弊社としてもオススメ出来る材料になっています。

 

ついでに、鼻隠しのジョイントも全て打ち替えておきました。

ちょっとした心遣いですね。

 

建物にとって、コーキングは物凄く重要な役割を担っています。

新築時にどんなコーキング材が使われているかで劣化速度が全く違うので、ご自宅のコーキングに亀裂や隙間が見られたらメンテナンスをお考えください。