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埼玉県深谷市にて行っている外壁塗装工事現場にて、下塗り塗装作業の工程を行いました。

こちらのお宅、2種類の外壁材にて張り分けされておりました。

黒い壁の方は縦張りされており、チョーキング現象も全くなかった事を考慮し、「水性パーフェクトシーラー」を使用しました。

水性パーフェクトシーラーは、難付着のサイディングボードにも塗装可能な万能下塗り材です。

ほとんど下地を選ばず塗り替えが出来る事から、少し値段は高い下塗り材ですが、ちょっとでも不安な点がある場合は弊社ではこちらを使用するようにしています。

最近のサイディングボードは、予めフッ素加工や親水性などの表面処理がしてあるため、従来通りのやり方で塗り替えを行うと、密着不良によりすぐ剥離を起こしてしまいます。

そこの外壁材と塗料の相性の判断を常に行わないといけないため、経験と知識が必要となります。

白い壁の方は「さんとうばん」が張られていました。

こちらはおそらく何も表面の加工はされていないので、通常通りパーフェクトサーフにて下塗りを行いました。

極論、どちらも水性パーフェクトシーラーで下塗りを行っても何一つ問題はないのですが、シーラーにはヘヤクラックへの追従力がないため、細かなヒビも埋めておくようにさんとうばんの方には敢えてパーフェクトサーフを用いています。

サーフは基本白ですが、シーラーは白と透明があります。

塗った事が分かるように白のシーラーで塗りました。

元々、黒と白だった壁が下塗りで全て真っ白になりました。

上塗り材と外壁の密着力を上げる為にも、下塗りの工程は物凄く大事な作業ですので、透けのないように塗る事が大切です。