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埼玉県深谷市の外壁塗り替え工事現場にて、ベランダのトップコート塗り直し作業を行いました。

既存のベランダは、FRP防水という戸建て住宅では主流な防水材でした。

下地の上にガラス繊維のマットが張ってあり、その上にトップコートが施されています。

トップコートはその防水層となるガラスマットを紫外線から守る為のものなので、防水層自体が駄目になっていたら改めて防水工事をしないとですが、トップコートだけの劣化でしたら塗り直すだけで大丈夫です。

 

高圧洗浄後、まずはアセトンで表面の余計な油分や汚れを清掃します。

トップコートの塗り替えにおいて、アセトン拭きは欠かせないと思いますので、業者さんにどのように行うのか確認するようにしましょう。

 

次に下塗りです。

フローンFRP防水面用プライマーという東日本塗料さんの材料を使いました。

FRP防水材の改修用プライマーであり、ゲルコートやアクリルウレタン系のトップコートに対し密着性を発揮します。

 

そして弾性トップ14で上塗りです。

色は定番のフォックスグレーを用いました。

通常の外壁塗装などは中塗り・上塗りと同じ工程を2回行いますが、弾性トップ14は1回の上塗りで仕上げる仕様となっております。

2回塗る事でかえって割れたり膨れたり逆効果を及ぼす事もあるので、扱いには注意が必要です。

 

丁寧な工程を積み重ね、綺麗なベランダ防水に生まれ変わりました。

弾性トップ14もフローンFRP防水面用プライマーも溶剤ですので、住宅などに良く使う弱溶剤よりも強力ですから、安易に触ったりしないようご協力お願いいたします。