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群馬県高崎市吉井町の屋根・破風板・鼻隠し塗装工事現場です。

今回は、破風板と鼻隠しの塗装作業についてご紹介します。

普段、外壁塗装と並行して行う場合は2回塗りで仕上げる事が多いですが、あまりにも劣化が見られる時はプライマーを入れた3回塗りにて行うようにしています。

こちらのお宅は築30年でだいぶ剥がれていましたので、3回塗りにて行う事になりました。

まずは、ハイポンファインプライマーⅡで下塗りです。

ハイポンファインプライマーⅡ自体は、弱溶剤2液形のエポキシさび止め塗料ですが、傷んだ木部の吸い込み止めには適した塗料となっております。

仕上げ色が黒ですので、ハイポンファインプライマーⅡも黒を使用しました。

次に中塗りです。

今回、雨樋は塗装しませんから鼻隠しを塗る際は軒樋に付かないよう注意しなければなりません。

中塗り・上塗りには、超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料「ファインシリコンフレッシュ」を使いました。

シリコン塗料の中では最上級のグレードですので、長持ちに期待できます。

ファインシリコンフレッシュを2回塗り重ね、プライマーと合わせて3回塗りにて完了となります。

木製はどうしても劣化が早いですし、特に破風板は雨樋がない分紫外線や雨風がもろに当たるので、鼻隠しと比べても劣化スピードが早いです。

あまりにも傷み過ぎると塗装ではどうにも出来なくなるので、早めのメンテナンスを検討してください。