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群馬県高崎市吉井町で屋根塗装工事を行いました。

こちらの屋根は、カラーベストのアーバニーという屋根材です。

アーバニーは既に廃盤で、アーバニーを調べると様々な情報が出てきますが、アーバニーグラッサという約15～20年前に製造された屋根材なら注意が必要です。

それ以外のアーバニーなら、他の屋根材同様に塗り替えを行っても問題ありません。

屋根塗装は初めに下塗りを行うのですが、マイルド浸透シーラーで下塗りを行っていたところ「縮れ」の現象が起きてしまいました。

原因はおそらく前回の塗装とマイルド浸透シーラーの相性にあります。

あくまで予測ですが、前回の塗装に水性塗料を使ってしまい、マイルド浸透シーラーなどの水谷ペイントの塗料は屋根に特化し少し強めとなっているので、溶剤が強過ぎたがあまりに縮れを起こしてしまったんじゃないかと思います。

なので、急遽ではありますが、マイルド浸透シーラーからエポックマイルドシーラーに材料を変更しました。

このように塗ってみて初めて分かる事もあるので、前回どのような仕様で塗り替えを行ったかは本当に大事だなと改めて実感しました。

エポックマイルドシーラーに変えたところ、問題なくいけました。

アーバニーはスリットに沿って割れやすいので、下塗り後にひび割れていたところを補修しました。

中塗りと上塗りには、パワーシリコンマイルドⅡという弱溶剤２液型シリコン変性樹脂塗料を使用しました。

色はノアールです。

他のカラーベストに比べ、アーバニーは少し塗りづらいですが、今年最後の現場となるので最後まで丁寧に行います。

パワーシリコンマイルドⅡを2回塗り、下塗りを含め計3回塗りにて仕上げました。

今回、屋根と破風板だけの塗装工事でしたので期間としては10日程度でしたが、年末最後に工事をやらせてくらて施主様に感謝したいと思います。