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埼玉県本庄市で、アパートの外壁と屋根の塗装工事を行っています。

今回は、外壁の方のコーキング工事についてご紹介したいと思います。

既存の外壁材はサイディングボードでしたので、外壁材の繋ぎ目やサッシ廻りには全てコーキングが打たれております。

築25年以上経つアパートで、これまでノーメンテナンスらしいので、目地部分に関しては既にほとんどコーキングが無い状態でした。

サッシ廻りや入隅は増し打ちで行うので撤去をしませんが、目地は打ち替えるので全部カットします。

カットと同時に経年劣化のせいか、ハットジョイナーに付いてるボンドブレーカーまで一緒に剥がれてきてしまったので、3面接着を防ぐ為にボンドブレーカーも新たに貼ります。

予定には無かった作業ですが、改修工事ではこういった事も稀にあるので丁寧に対応したいところですね。

撤去が終わったら、増し打ち部分も含めコーキングを打つところ全てにマスキングテープを貼ります。

こちらがボンドブレーカーを貼っている作業になります。

コーキングを打ち替える為にベランダの柵を外しましたので、落下防止措置として一時的にトラロープを結んでおきました。

万が一お子さんがいて落っこちてしまったら工事どころではないので、安全を第一に進めていきます。

そしてプライマーの塗布です。

コーキング材と接着面の密着力を上げる為に必須な作業となります。

そこにコーキング材を充填しヘラで平らに均し、マスキングテープを剥がせば完了となります。

今回、費用を抑えての工事ですのでサンスターのペンギンシール2570Type1-NBというコーキング材を使いました。

サイディングボードに限らず、外壁にとってコーキングは物凄く重要ですので、コーキングに劣化が見られたら早めの検討を心掛けてください。