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埼玉県深谷市にて行っている塗り替え工事現場にて、外壁のコーキング打設作業を行いましたのでご紹介します。

窯業系のサイディングボードの目地・サッシ廻り・入隅には、全てコーキングが使用されております。

今回、目地は打ち替えでその他は増し打ちで行いますので、外壁の繋ぎ目にある目地のコーキングだけ先に撤去します。

完全に除去を終えたら、打設ヶ所にマスキングテープを貼ります。

これは外壁をコーキングで汚さないほか、コーキングの仕上がりのラインを真っ直ぐにする為でもあります。

つまり、テープを貼った段階でテープが曲がっていると、それ通りにコーキングが仕上がってしまうので、この時点で真っ直ぐにテープを貼っておく必要があります。

次に、コーキングを打つ所に接着剤の役割を持ったプライマーを塗ります。

プライマーを塗ってからコーキングを打たないと、いくら良い物を打っても全く意味がないので、コーキングを打つ際は必ず使うコーキング材専用のプライマーを塗ってから打つようにします。

ここまでしてやっとコーキング材の充填です。

今回は、高耐候シーリング材のオートンイクシードを使用しました。

コーキング工事は外壁塗装と一緒に行う事が多く、外壁に使う塗料は長持ちするけどコーキングが全然持たなかったら意味がないので、外壁の塗料の耐久性に合わせて使うコーキング材も弊社では変えています。

今回、無機塗料という20年耐久の塗料で外壁を塗装しますので、高耐候のオートンイクシードを選定しました。

コーキング充填後ヘラで綺麗に均し、マスキングテープを剥がせば完了となります。

この後、上から塗装をかけますが、中には塗装が出来ないコーキング材もありますので、その辺の知識は最低限必要となります。

窯業系のサイディングボードにとってコーキング材は非常に重要な物で、外壁は大丈夫でもコーキングだけが先に劣化する事もありますから、コーキングにヒビ割れや痩せが見られたら一度プロに相談してあげると良いでしょう。

その際は、是非(株)浦部住総までお問い合わせください。