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埼玉県深谷市の外壁塗装工事現場にて、軒天井の塗装工程を行ったのでご紹介します。

軒天井とは、外壁より出っ張った屋根の裏側にあたる部分で、他にも玄関上やベランダ下などにも良く使用されています。

軒天井は、建物の美観に大きく影響しており、そこに使用する建材も家によって様々です。

多くの建物にケイ酸カルシウム板という建材が使用されておりますが、中にはベニヤ板だったり表しの木目調だったり、和風建築だと垂木が剥き出しの場合などもあります。

今回のお宅はケイカル板でしたので、日本ペイントの水性ケンエースを2回塗りで行いました。

水性ケンエースは水性塗料では最高レベルのヤニ止め効果があり、軽微なヤニであれば止めることができますし、付着性にも優れ透湿性をも有しています。

色は既存に合わせてN-90という白で仕上げました。

ケイカル板の繋ぎ目・外壁との取り合い・破風板側などのローラーでは綺麗に塗れない所は刷毛で先行して塗り込んでおきます。

刷毛でのダメ込みが終わったらローラーでドンドン塗っていきます。

養生こそしているものの軒天塗装は飛散が多いですから、下に垂らさないよう注意しながら作業します。

水性ケンエース2回塗りで綺麗な軒天井に仕上がりました。

塗ったばかりは光って見える事がありますが、乾くと艶が引けてマットな雰囲気になります。

あまりにも劣化してボロボロになってると塗装ではどうにもならない場合があるので、軒天井が剥がれ落ちたりする前に塗装をかけてあげるようにして下さい。