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群馬県前橋市にて、外壁の塗装前にコーキング作業を行いました。

外壁に色を付けて塗装する場合は先にコーキングをやりますが、クリヤー塗装などの色を付けない場合だったり塗料の性能的にコーキングに乗らない場合は後打ちで行う事もあります。

今回は先打ちですので、まずは外壁と外壁の繋ぎ目にあたる目地部分のコーキングをカットしていきます。

サッシ廻りや入隅などの厚みが十分に確保できる所に関しては増し打ちで行うのでカットはしません。

撤去後、外壁を汚さない為にマスキングテープを貼ります。

サイディングボードの多くは表面が凸凹していますので、凹凸に合わせて浮きのないようしっかり貼り付けます。

そして、密着力を持たせる為にプライマーを外壁の小口に塗布します。

プライマーを塗らないとすぐに口が開いてしまうので、こちら必須作業となります。

今回使用したのは、高耐候シーリング材のオートンイクシードです。

コーキング界では最上級クラスの耐久性を誇り、塗装とも相性が良いので、耐用年数の長い塗料を使用する時はそれに合わせてコーキング材もオートンイクシードを使うようにしています。

オートンイクシード充填後、ヘラでバッカーで表面を綺麗に均しテープを剥がして完成となります。

この後色を塗るので、コーキング自体の色は何色でも良いと思うのですが、あまり濃い色は使わないようにしています。

サイディングボードにおいてコーキングは非常に重要な役割を持っていますから、壁が綺麗でもコーキングに劣化が見られたら何かしらのメンテナンスを考えてあげると良いかもしれません。

記事投稿者：大江　2023.2/10