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埼玉県深谷市にて行っている、屋根塗装・外壁塗装工事現場で、FRPベランダ防水のトップコート塗装を行いましたので、弊社のトップコート塗装手順についてご紹介したいと思います。

 

弊社の場合、まずはアセトンでFRP表面の油膜成分を拭き取ります。

旧塗膜をできるだけ溶かすようなイメージで行い、この後塗る塗料の密着力を大幅に上げます。

 

そして下塗りです。

下塗りにはウレタン樹脂の溶剤塗料フローンFRP防水面用プライマーを使いました。

FRP防水面の密着に優れている速乾性の材料となってるので作業性も良いです。

このプライマーは若干、黄色っぽい色をしてるので塗ったか塗ってないかも目視で判断できます。

 

そして上塗りです。

上塗りには弾性トップ14のフレッシュグリーンを用いました。

アクリルウレタン樹脂の溶剤塗料で、150％の伸び率と優れた耐水性でFRP防水層を保護し劣化を防ぐことができます。

耐候性も良く、耐汚染性にも優れているので美観を長く保つこともできます。

下塗り材同様に乾きが早くスムーズな作業に適しています。

トップコートの塗装はあくまで表面保護なので、仮に雨漏りや大きな膨れ、亀裂等があった場合はトップコートではなく、防水層の再構築をお考えください。

 

最後に、配管やホース類のテープがボロボロだったのでせっかくなので綺麗に巻き直しておきました。