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本日は埼玉県熊谷市にて折板屋根のサビ止め塗装工事が始まりました。

今回は「ハイポンファインプライマーⅡ」という日本ペイントさんの防錆塗料を使用しました。

鉄というのは空気や水にふれることにより酸化し、サビが進行します。そのため、長年の風雨に晒されることにより下の写真のように赤錆が発生してしまうのです。防錆塗料は素地の表面を塗膜で覆い、酸化を防ぎます。それだけでしたら他の塗料でもいいんじゃないか？と思われますが、防錆塗料には錆止め効果のある顔料を含んでいるので効果が高いのです。しかし、防錆塗料だけでは耐候性が弱いのでその上に耐候性の高い上塗り塗装を行います。

 

今回は白系統の錆び止め塗料を使用しました。色はアカサビ色、グレー系等が多いです。上に塗る塗装色に合わせて下塗り材の色を考えています。

 

ドレン廻りもしっかりと塗装します。継ぎ目があるように見えるのですが、上塗りを行う際に分からなくなりますので問題ありません。

 

先に軒先を塗ることにより作業の効率化を図ります。

 

  

笠木部分にも錆止め塗装を行います。鉄部には錆止めを入れていきます。

 

このようにたとえどんなに良い塗料を使ったとしても、しっかりとした下地づくりをしなければ意味がありません。効果が半減するでしょう。

適切な下地処理が大切なのです。