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埼玉県児玉郡にて事務所及び倉庫の外壁の下塗り塗装が始まりました。

今回使用した下塗り材は日本ペイントさんの「パーフェクトフィラー」という塗料です。

よくプライマー、シーラー、フィラーと様々な名称がありますが、簡単に説明すると

 

・プライマーは液体のりのように接着力のあるもの

・シーラーは水のように粘度がなく、素地に吸収させて上塗り材の吸い込みや色ムラをなくすもの

・フィラーはヨーグルトのような見た目や粘度でヘヤクラックのような細かいヒビも埋めてくれるもの

 

このような理解で良いと思います。金属やモルタル、窯業系サイディング等の素地の種類によって適した下塗り材があります。

 

下塗り作業の風景です。こちらの玉吹き仕上げの外壁程度でしたらそこまで塗料を使いませんが、基本的に一回目のフィラーは平米が伸びず塗りづらいです。

これがスタッコや厚吹き仕上げですと大変です。1缶で100平米塗れる塗料だとしたら30平米程度しか塗れません。よく職人同士では「ネタ（塗料）を喰う（伸びない）」と表現します。

 

下塗りで埋まらないクラックは補修材を充填していきます。

他にもVカット補修やシリンダー工法によるエポキシ樹脂注入等のクラック補修方法がありますが、予算の関係上簡易補修とさせていただきました。

ゼネコンの工事や公共工事でしたら紹介した工法がよく施工されています。

 

花壇も塗装なので土を真ん中に寄せて下塗りしました。

 

下準備が終わりましたので、次からは中塗り・上塗りと始まっていきますので、次回も是非ご覧ください。