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群馬県富岡市の外壁塗装工事現場にて、下塗りの工程を行いました。

外壁塗装工事において下塗りは物凄く大事な工程で、下塗り次第で耐久年数が大きく変わる事もありますので、何よりも注意しないといけない作業となります。

こちらのお宅は今回が２回目の塗り替えで、前回どんな塗料を用いてどういった仕様で行ったか分からず、少し不安な点がありましたので水性パーフェクトシーラーという強力な下塗り材を使用する事にしました。

水性パーフェクトシーラーは、難付着サイディングボードなどにも使うことができる２液形の高付着浸透形カチオン系エポキシシーラーで、中塗り・上塗りに水性塗料を用いる事から水性を選びました。

ファインパーフェクトシーラーという、弱溶剤系のパーフェクトシーラーもありますので、用途に応じて使い分けます。

水性パーフェクトシーラーは透明(乳白色)とホワイトがあり、間違いなく塗った事が分かるようにホワイトを用いました。

軒天井は既に２回塗ってありますから、水性パーフェクトシーラーが軒天井に付かないようにマスキングテープで養生をして刷毛で細かい所を拾っていきます。

シーラーは元々伸びが良いですが、今回２回目の外壁塗装という事もあり、180㎡程の塗り面積を無希釈にて1缶で塗りきる事が出来ました。

シーラー系はだいたいシャブく飛散のしやすい塗料なので、風が強かったり近くに何かある場合は塗料飛散に特に注意しなければなりません。

下塗りが適正でないと、いくら上塗りにフッ素や無機などの高グレード塗料を用いても全く意味が無くなってしまうので、これから外壁塗装をお考えの方は何を塗ってどのくらい持つのかだけでなく、下塗りは適正かどうかを確認するようにした方が良いと思います。