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本日は埼玉県熊谷市にて屋根の中塗り作業と養生を行いました。

塗装の工程は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程が基準となります。今回は2工程目の中塗りという作業です。会社によっては上塗り塗装1回目とも言います。その場合「上塗り」は上塗り塗装2回目となります。

足場のかませ（部材を躯体にかませることによって足場の強度を保つ）の部分は仕上げの際に塗装をします。住宅やアパート・マンション等足場を組む際にどうしても塗装が出来ない箇所が出て来てしまう事がありますので、その点も考慮しながら、塗装の工程を組み立てていきます。よくいう「段取り」というものです。

今回も軒先が塗っていき、作業効率を良くしていきます。「段取り八分仕事二分」という言葉がありますが、まさにこの通りです。段取りが悪いと全ての仕事に支障がきたします。

ローラーで入りきらない箇所はハケで塗っていきます。我々の業界では「ハケで拾う」と言います。ハケにも色々種類がありまして、水性用、溶剤用とあります。間違ったハケを使用するとハケがガチガチに固まってしまいます。

ドアの養生です。窓を養生する際は開け閉めができないようになってしまいますが、ドアの場合は生活に支障がきたしてしまうので開け閉めできるように養生をします。

土間・犬走りの養生です。これはノンスリップシートという滑りづらい養生シートです。作業を行う際に頻繁に通るので、事故防止となります。

次回は屋根の上塗り、軒天井の塗装となりますで是非ご覧ください。