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群馬県藤岡市にて、外壁の下塗り塗装作業を行いました。

今回、外壁のデザインに応じて仕上げ方を変えるので、仕上げ材に合った下塗りを行いました。

 

こちらは通常の塗り潰し仕上げですので、いつも通り窯業系サイディングボードと言えばの、パーフェクトサーフ(白)を使用しました。

パーフェクトサーフは1液水性のアクリル樹脂塗料で、2～5％の希釈率が範囲内ですが、今回は3％の希釈で行いました。

 

外壁に透けがないよう十分な下塗りをしないと、いくら上塗りで良い塗料を塗っても意味がないので、下塗りこそ丁寧に行う必要があります。

 

このデザインの外壁の方は、WBアートの多彩仕上げ工法を施工するので、下塗り材を多彩仕上げ工法用に変えています。

使ったのは、WBアートカラーシーラー(黒)という、水系のウレタン変性アクリル樹脂系下塗り材です。

黒い下塗り材なので、淡彩系の外壁を濃彩系に塗り替える際に役立ちます。

 

WBアートの多彩仕上げ工法は、中塗りで目地色、上塗りで表面色、最後にクリヤーをかけるので、淡彩から濃彩に塗り替える際に、中塗りの色が十分に発色しない場合があります。

そんな時に、このWBアートカラーシーラー(黒)を塗っておくことで、目地色の透けを無くすことができるのです。

普通の塗装は同じ色を2回塗り重ねるので、そういったことがなくなりますが、WBアートの場合は施工方法が特殊なので、こうした配慮が必要となります。

 

下塗りは、外壁塗装にとって一番大事と言っては過言ではありませんから、外壁塗装業者を選ぶ際は、上塗り材だけでなく下塗り材に何を使うかも注目して見てみてください。