埼玉県加須市にて窯業系サイディングボードのコーキング打ち替え作業
2020年12月10日更新
埼玉県加須市にある戸建て住宅の外壁塗装工事現場です。
今回は、外壁を塗る前に行った【コーキング打ち替え】作業についてお話いたします。
こちらの外壁材【窯業系サイディングボード】と呼ばれるもので、セメント素材からなるシェア率NO.1(70~80%)を誇る外壁材です。
そんな窯業系サイディングボードの繋ぎ目には、必然的に【コーキング】という部材が使用されます。
外壁と外壁の隙間を埋め、ジョイント部からの雨水侵入を防いでいることは見た通りもちろんですが、実はコーキングは他にも大事な役割を果たしています。
まず一つが先程言った雨漏り防止ですが、もう一つは衝撃緩和です。
コーキング材は、打った当初は柔らかくてゴムのような材質をしています。
それは、窯業系サイディングボードのような硬いもの同士が地震の揺れなどでぶつかり合った時に、その衝撃をクッションのように吸収し、割れや欠けを防ぐ為です。
そして、その柔らかいコーキング材は伸び縮みします。
大きい揺れや、窯業系サイディングボード自体の湿乾伸縮に追従できるよう伸縮率も大事な点となっているのです。
そんなコーキング材ですが、経験劣化と共に硬化し始めクッション性がなくなり、そのせいでヒビ割れや隙間が出来てきてしまうので、いずれにしても交換する必要があるのです。
コーキングを交換するだけでも足場を必要とするので、外壁塗装を行う際に一緒に交換することがほとんどで、今回のそのケースです。
それでは、コーキングの打ち替え作業はどのようにして行われているのかご紹介したいと思います。
まずは、カッター等を使い既存のコーキング材を切り取っていきます。
この時、外壁の側面にコーキングのカスが残りがちなので、サイディングボードを傷付けないよう丁寧に除去していきます。
次に、主にマスキングテープを用いて養生をします。
これは、もちろん外壁を汚さない為ということもありますが、最も重要なのはマスキングテープを剥がした時のコーキングのラインです。
このマスキングテープが真っ直ぐ貼れてないと、テープを剥がした時にコーキングが曲がって仕上がってしまうので、そのラインを綺麗に出す為に必要不可欠な工程となります。
次は、接着剤の塗布です。
プライマーという、コーキング材と接着面の密着力を高める為に必ず塗らないといけないのがプライマーです。
プライマーを塗ってからコーキングを打たないと、密着不足で剥がれの原因となるので、各コーキング材に合った専用のプライマーを使用します。
そこへ、コーキング材を充填していきます。
空気が入らないよう隙間なく打設し、目地幅に合ったヘラで平らに均していきます。
この後塗装するとはいえ、これがコーキングの仕上げになるので職人の技術が出る作業でもあります。
最後に、マスキングテープを剥がしてコーキングの打ち替え作業は終了となります。
今回、外壁の繋ぎ目の目地は打ち替えで行いましたが、開口部廻りは既存を撤去せず上から増し打ちにて施工しました。
施工ヶ所の状況に応じてコーキングの打ち方も変わってきますし、コーキング材自体にも様々な性能や特徴、種類があるので、工事前に十分に相談し納得のいく内容で工事を行ってください。
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