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埼玉県加須市にて、外壁の塗り替え工事を行いました。

今回は、実際に外壁を塗っている様子や、その施工内容についてご紹介したいと思います。

初めに、そもそもなぜ外壁は塗り替え工事をやらなくてはならないのか？

という疑問を持つ方も多いかと思いますが、建物を維持するうえで外装のメンテナンスは非常に重要になってきます。

塗装工事というのは、屋根や壁に塗膜を形成し表面に防水性能をもたらす効果があります。

部材が傷む原因は雨や紫外線にありますから、そこに対する対処をする事により家の寿命を延ばすことができるのです。

更に言うと、外壁の塗り替え工事は悪くなったものを良くする工事ではなく、これ以上悪くならないように保護する工事なので、本来であれば良い状態の時にやっておけばおくほど長い間良い状態を維持したまま住んでいくことができるのです。

逆を言うと、外壁を塗らないからと言って住んでいけなくなる訳ではありません。

塗らずとも住めるは住めますが、何か不具合が起きた時にもっと早くやっておけば塗り替えだけで済んでいたものが、そうはいかなくなってしまうという事例も少なくありません。

なので、まずは一つの目安として築10年経ったらプロの方に建物を診断してもらい、今後どのような処置をとれば良いのか相談する事をオススメします。

そんな外壁塗装工事ですが、基本的に塗り替え時は下塗り・中塗り・上塗りの３回塗りで行うことが多いです。

上記は下塗りをしている様子です。

密着性の高いファインパーフェクトシーラー(透明)を塗布しています。

下地に対する塗料の相性というものがあり、下塗り材が適していなければどんなに良い塗料を中塗り・上塗りで使っても意味がなくなってしまうので、下塗り材の選定は非常に大事な判断となってきます。

そして中塗りです。

今回のお宅は１階と２階で使われている外壁材が違い、それに合わせ上下のツートンカラーで仕上げる施工方法となりました。

２階部分にはファインフッソ(ND-010)を使用しました。

元々は薄いクリームのようなベージュのような色合いでしたが、白い壁へと生まれ変わっていきます。

１階部分も同じくファインフッソを塗りました。

色は調色という、何色もの色たちを混ぜ合わせて完成する09-20Dという濃い赤茶系になりました。

塗料は標準色以外にこのような調色もできますので、標準色の中に好みの色合いが無い場合はご相談ください。

ただし、色によっては値段が変わることもありますので、ご了承ください。

ちなみに、赤系は高いです。

そして上塗りです。

基本的には、中塗りと上塗りでは同じ塗料の同じ色を使用しますが、塗料によっては中塗り材と上塗り材がそれぞれ分かれているものもあるので、その辺の仕様については工事前にご確認ください。

これにて外壁そのものの塗装作業は終了となります。

他にもまだまだやる事が残ってますし、最後、全体的にどのような仕上がりになったのか気になる方はこちらの施工事例からご覧になってください。