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栃木県足利市の外装塗り替え工事現場で、コーキング打設作業を行いました。

前回、既存のコーキング材の撤去は終わってるので、今回はマスキング養生からのスタートです。

外壁を汚さない目的は大前提に、コーキングを打ち終わった後のラインを真っ直ぐ出す為にコーキングを打つ面の左右にマスキングテープを貼ります。

外壁材のデザイン的に、表面が凸凹していると中々この作業は指が痛くなります。

養生後はプライマーの塗布です。

打設するコーキング材専用のプライマーを使用します。

今回は、プライマーUS-5というサンスターさんのプライマーを使用しました。

コーキングは外壁の内側と内側に密着するので、正面ではなく側面に塗りムラのないよう塗布します。

そしてコーキング材の充填です。

サンスターさんのペンギンシール2570Type1-NBというコーキング材を使いました。

塗装可能な１液型の変成シリコーンコーキング材です。

物によっては塗装できないコーキング材もあるので注意が必要です。

隙間なく充填したら、専用のヘラで均していきます。

この時にコーキングが横にはみ出してしまうので、最初のマスキングが必要となります。

平らに均したらマスキングテープを剥がしてコーキングの打ち替え作業は完了となります。

マスキングを真っ直ぐ貼ったおかげで、コーキングのラインも綺麗な直線に仕上がりました。

縦の目地部分は既存を切り取って打ち替えてあげましたが、サッシ廻りについては既存を残し増し打ちで行いました。

窯業系サイディングボードにとって、コーキングは欠かせない大切な役割を持っているので、外壁を塗り替える際に一緒にやっておきましょう。